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公演形式
用語集

公演告知に短く記される形式名を、実際の鑑賞条件に置き換えて読むためのガイドです。何がリアルタイムで起こり得るか、観客がどのような配置や再生環境に接する可能性があるか、予約前に何を確認すべきかを説明します。

公演形式用語集
SCOPE10件
ENTRIES10件
EVENT DATA公式情報源で確認したデータのみ · 2026年8月26日
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形式名の読み方

同じ名称でも、機材や空間構成によって現場での見え方や聴こえ方は変わります。

同じ用語でも、企画者やアーティストによって使い方が異なります。この用語集は告知を読むための目安として使い、最終的な構成は各公演の公式案内で確認してください。

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モジュラー・ライブ

どのような形式ですか?

オシレーター、フィルター、シーケンサー、制御モジュールなどをケーブルで接続したモジュラーシンセサイザーの信号経路を、公演中に調整しながら音を作る形式です。「モジュラー」は機材の構成方法を示す言葉であり、即興かどうかや音楽ジャンルを自動的に意味するものではありません。

会場では何に接する可能性がありますか?

演奏者がパッチを差し替えたり、ノブやスイッチを操作したりしながら、音色、リズム、密度を変化させる場合があります。コンピューター、ドラムマシン、アコースティック楽器、映像と組み合わせることもあります。

告知で確認すること

ソロか共同演奏か、ほかの楽器や映像を含むか、着席かスタンディングか、公演時間や音量に関する案内があるかを確認してください。

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ライブコーディング

どのような形式ですか?

公演中にコードを書いたり修正したりして、音や映像を生成・制御する形式です。コンピューターを使うすべての公演がライブコーディングとは限らず、コード画面を観客に見せることも必須ではありません。

会場では何に接する可能性がありますか?

コードエディターが投影され、その変更が音や映像に反映される場合があります。キーボードに加えてMIDIコントローラーやほかの楽器を使うことも、コードを見せず結果だけを提示することもあります。

告知で確認すること

音のみかオーディオビジュアルか、コード画面を投影するか、解説・トーク・観客参加があるか、客席形式と公演時間を確認してください。

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固定メディア(fixed media)

どのような形式ですか?

作品の完成した時間構成を録音・録画済みの音声または映像ファイルに収め、会場で再生する形式です。再生開始、音量、空間的な配置は会場で操作される場合がありますが、中心となる素材をその場で新たに生成する形式とは区別されます。

会場では何に接する可能性がありますか?

舞台上に見える演奏者がいない場合があり、技術担当者が再生を始めたり、マルチチャンネルのスピーカーへ音を配置したりします。ライブ作品の間に一作品として組み込まれることもあります。

告知で確認すること

固定メディアのみかライブ演奏との併演か、ステレオかマルチチャンネルか、客席形式と正確な開始時刻、途中入場の可否を確認してください。

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電子音響・コンピュータ音楽

どのような形式ですか?

電子音響音楽は、音響的な音と録音、増幅、電子処理の関係を広く扱います。コンピュータ音楽は、ソフトウェアや計算手順を作曲、合成、制御に用いる表現を指します。実際のプログラムでは両者が重なることがよくあります。

会場では何に接する可能性がありますか?

楽器や声をマイクで収音してリアルタイム処理したり、ノートパソコン、センサー、スピーカーを使ったりする場合があります。録音済み作品、ライブ・エレクトロニクス、アコースティック演奏が同じプログラムに含まれることもあります。

告知で確認すること

正確な楽器編成、電子音響がライブか固定メディアか、スピーカーのチャンネル構成、演目順と全体の長さを確認してください。

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フィールド・レコーディング

どのような形式ですか?

自然、都市、屋内、特定の場所で録音した環境音を、作品の主な素材や記録として使う方法です。「フィールド・レコーディング」という表記だけでは、無編集の記録再生を意味しません。

会場では何に接する可能性がありますか?

録音はそのまま再生される場合も、編集、重ね合わせ、電子処理を経る場合もあります。テキスト、映像、場所についての説明、ライブ操作が加わることもあります。

告知で確認すること

どこでどのような文脈のもと録音されたか、コンサート・リスニング・セッション・展示のどの形式か、ライブ要素があるか、再生チャンネルと客席形式を確認してください。

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ディープ・リスニング/リスニング・セッション

どのような形式ですか?

告知にある「ディープ・リスニング」は、長く注意を向けて聴く一般的な態度を示す場合と、特定のリスニング実践の文脈を示す場合があります。「リスニング・セッション」は選ばれた音源の再生、案内、対話を中心に構成され、一般的なライブ演奏を必ず含むとは限りません。

会場では何に接する可能性がありますか?

集中しやすい座席、床座、マルチチャンネル再生、静かなガイド付き活動が用意される場合があります。進行役が音源と背景を紹介したり、簡単な聴取活動への参加を促したりすることもあります。

告知で確認すること

企画者が「ディープ・リスニング」をどの意味で使っているか、進行役と参加方法、再生環境、座る姿勢、所要時間、途中入場の可否を確認してください。

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オーディオビジュアル公演

どのような形式ですか?

音と動く映像または光が、互いに結び付いた構造として設計された公演です。映像を単なる背景として使う場合とは異なり、音と映像はライブ、事前制作、または両方を組み合わせた方法で運用されます。

会場では何に接する可能性がありますか?

スクリーン、プロジェクション、照明、カメラ、センサーなどが使われ、音の変化が映像に反映されたり、その逆が起きたりする場合があります。そのため、視界や会場内の位置が鑑賞条件に影響します。

告知で確認すること

音と映像のどの部分がライブか、点滅光や強い光に関する案内があるか、視界を確保できる着席形式かスタンディングか、公演時間と入場時刻を確認してください。

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サウンド・パフォーマンス

どのような形式ですか?

行為、物体、身体、空間、増幅装置などを通して、音を中心的な出来事として構成する公演です。コンサートとパフォーマンス・アートの境界を横断する場合があり、特定の音楽ジャンルを示す言葉ではありません。

会場では何に接する可能性がありますか?

演者が空間を移動したり、物体を作動させたり、観客の近くで音を生み出したり、複数の場所へ音を配置したりする場合があります。一般的な舞台と客席の区分がないこともあります。

告知で確認すること

観客の位置や移動が指定されるか、参加要素があるか、大音量や特殊効果の案内があるか、公演時間と座席の有無を確認してください。

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即興音楽

どのような形式ですか?

公演の構造や細部の相当な部分を、演奏中に決める音楽です。あらかじめ合意した規則や準備した素材を使うこともあるため、即興は無作為や準備不足と同じ意味ではありません。

会場では何に接する可能性がありますか?

演奏者が互いの音や沈黙に反応しながら、長さ、密度、役割を変える場合があります。アコースティック楽器、電子機器、またはその両方が使われます。

告知で確認すること

全編が即興か作曲された部分を含むか、ソロかアンサンブルか、出演者、セットの長さ、客席形式を確認してください。

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DJセットとライブセットの違い

どのような形式ですか?

DJセットは、すでに発表または準備された音源を選び、順序を作り、ミックスする形式です。ライブセットは、楽器、ハードウェア、ソフトウェアを使い、公演素材をリアルタイムで再生・生成・変形します。両方を組み合わせたハイブリッド形式もあります。

会場では何に接する可能性がありますか?

DJセットではプレーヤーとミキサーが中心となり、ライブセットではシンセサイザー、コントローラー、コンピューター、楽器などが加わる場合があります。どちらも曲間を連続させたり、スタンディング環境で行われたりします。

告知で確認すること

公式出演表記にある正確なセット形式、DJとライブの進行順、ハイブリッドかどうか、開催時間、年齢制限、着席かスタンディングかを確認してください。