「これは何のジャンル?」を少し後回しにすると、もっと多くのものが聴こえる。正解のない三つの観察から始めよう。
- 規則とずれをリズムとして聴く。
- 音を素材の表面のように想像する。
- 距離、幅、深さで音の空間を描く。
何が身体を動かすのか
拍が明確なら反復するキックやスネアを追う。曖昧なら、音の出入りや突然の空白をリズムとして聴ける。
BPMを当てる必要はない。予想した場所に音が来るか、少し前後にずれるかを身体で観察する。
表面と空間
滑らか、粗い、金属的、霧のようだ、と音に言葉をつける。比喩は専門用語より早く感覚を鮮明にする。
次に目を閉じ、近い細部、遠い残響、左右の動きを探す。一曲の中に複数の奥行きがあることが分かる。
